現在の日本の医療制度は患者さんや医療スタッフを大きな総合病院に集約させようとしています。また、在院日数が短いほど「良い病院」とされ、場合によっては身体からチューブが抜けないうちに他院への転院を強要されているのが現状です。
当院では急性期から在宅まで一貫した医療を目指しております。
脳神経外科の疾患は様々ですが、当院ではクモ膜下出血、脳梗塞、脳出血などの脳血管障害や外傷を中心に急性期手術から慢性期に亘るリハビリテーションまで診療を行っております。
また、他院ではあまり扱われない、歩行障害、物忘れ、尿失禁などをきたす「正常圧水頭症」や「脳卒中慢性期のしびれ」の外科治療も行っております。
このように当院では脳神経外科の主たる疾患については急性期から回復期まで対応して診療に当たっております。
副院長・脳神経外科部長 高野勝信