眼 科

眼疾患全般を対象に診療を行っています。

感覚器官である目の健康を目指しています。

眼科のご案内

私たちは日常生活の多くの情報を目から取り込んでいます。
当科ではその重要な感覚器官である目の健康を目指して、眼疾患全般を対象に診療を行っています。

主な眼疾患は近視・遠視・乱視・老視などの屈折異常、感染やアレルギーによる結膜炎、目がかすむ白内障、視野が欠ける緑内障、糖尿病の合併症である糖尿病網膜症などです。

当院では白内障手術などの手術治療を積極的に行っておりますが、疾患に応じて旭川医科大学病院と連携をとって診療にあたっています。

※検査では散瞳検査(瞳を開いて眼底を観察する検査)をすることがあります。
できるだけ自動車の運転をせずに来院されますようにご協力ください。

※当院では日本眼科医会で推奨される色覚検査「石原色覚検査表Ⅱ国際版38表」「パネルD-15」を用いて色覚検査を行っています。その結果説明や、必要に応じて診断書などへの記載も行います。ですがその内容は非常にデリケートなものを含みますので、混雑した一般外来ではなく予約検査で対応しています。ご了承願います。

近視進行抑制点眼治療

近視進行抑制点眼治療とは・・・

アトロピンという有効成分を含む点眼薬で、近視の進行を緩やかに抑制する治療法です。

近視を治したり進行を完全に止める効果はありませんので、眼鏡などによる屈折矯正は必要で、進行した場合には目の屈折状態に合わせて眼鏡などを作り直す必要があります。

近視抑制治療の目的は?

近視が進行すると、緑内障、網膜剥離、黄斑症など眼疾患発症の危険性が高まることが知られており、特に近視が進行しやすい成長期の小児・思春期において、近視の進行を緩やかにすることが重要です。

この治療は、将来の眼疾患発症の危険性を減らすことが目的です。

近視進行の速度が遅くなれば、眼鏡を新しく作り変える頻度を減らすことにもつながります。

リジュセア®ミニ点眼液0.025%による近視進行抑制治療

2025年4月、近視進行予防を目的としたリジュセア®ミニ点眼液が厚生労働省に正式に認可されました。

この点眼薬の効果を確認するための日本人の学童を対象とした治験では、近視の進行を約32%から約39%程度抑制することが確認されています。

ただし、この点眼液による治療は自由診療(保険適用外)となります。そのため、検査・診察・薬代など全て自己負担となり、副作用が出た際の治療費も保険適用外となります。

当院における治療のながれと費用

1) はじめに、当院眼科外来で検査を行い、この治療の適応について判断します。(保険診療です)

    はじめて受診する場合は、あらかじめ電話で予約をお願いします。(森山病院:0166‐45‐2020)

    適応の有無、適応がある場合は治療について説明し資料をお渡しします。  

2) 点眼治療のご希望がある場合は、電話で予約をして受診してもらいます。(これ以降は自由診療です)

お問合せ先

近視進行抑制点眼治療に興味がございましたら、まずは下記までご連絡ください。

森山病院 眼科  TEL 0166 – 45 – 2020

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